ハーネスレースとは? ニュージーランドで競馬を観戦!
競馬の一種、「ハーネスレース」は知っていますか?
私はニュージーランドに来て初めて存在を知ったのですが、一度見てみたい!と、競馬場に足を運んでみました。
ハーネスレースとは何か、競馬場の探し方、実際に行ったAlexandra Park(アレクサンドラパーク)を紹介したいと思います!
※ 日本でやっているのと同じ、ギャロップの競馬はこちらで♪
ハーネスレース(繋駕速歩競走)とは
馬の後ろにつないだ2輪の馬車に騎手(ドライバー)が乗って、速歩のみ(通常競馬のギャロップとは異なる歩様)で速さを競います。
馬も、サラブレッドではなく「スタンダードブレッド」という種類など、速歩が得意な馬が使われています。
オーストラリアとニュージーランドでは盛んに行われており、他にヨーロッパの一部や北アメリカでも行われているようです。
そして日本でも、戦前、戦後しばらくは行われていましたが、人気がなさすぎてなくなってしまった模様。残念…。(Wikipediaより)
馬券は通常の競馬と同様のルールで、スタートの仕方や出走する頭数などが少し違いますが、他はだいたい同じでした。
ニュージーランドのハーネスレース
直近のレースしか表示されてないし、検索もすごく不親切なので、私は「harness race auckland」などで検索して頑張りました。。。
レースの場所(地図)と次回の日程が書かれているページは一応ありました。
→ New Zealand Harness Racing Venues
それぞれの競馬場ごとにウェブサイトを持っているようなので、近くの競馬場の名前がわかったらそれで検索してみるのが良いかと思います。
今回の目的地、オークランドのAlexandra Parkも立派なサイトがありました。
Alexandra Park (アレクサンドラパーク)
前回行ったEllerslie(エラズリー)競馬場の近くだったのですが、ここはハーネスレース専用の競馬場のようです。入場は無料。
ナイターということで最初のレースは18:19からだったのですが、日の入りが21時前くらいなので、断然明るいです。
スタンドはこちら。立派です!
6階建てで、ラウンジや個室?が多くありました。
3階の客席。たくさん席があるのですが、ほとんど人がいなかったです。
というのも、来場していたお客さんのほとんどが馬主や関係者なのかと思われます。別の階のラウンジに「馬主・関係者席」のコーナーがあって、そちらや2階のスタンドにはたくさんの人がいました。
馬券を買うカウンターにも人が少なく、数える程度。
パドックはコースの横にありますが、軽く一周だけする人馬、全く立ち寄らずそのままコースに出る人馬も。コースに出た後にしばらく何周か走っていました。
馬具が特別。車輪もそれぞれ違ったので、工夫があるのかもしれません。
レースの合間にはポニーレースも!小さいポニーが速歩してるのかわいかった。
車輪とかあって追い抜けるのかな? って思うんですけど、うまいことできるんですね〜。
スタートの方法が、ギャロップレースのように一斉によーいどん!ではなく、スタート枠のついた車が先導し、馬たちがそれについていって整列し、スタート地点になると車はスピードをあげて離れていく、というもの。
うまく写真が撮れなかったのですが、スタートの車から撮影したとても面白いブログがあったので興味ある方はこちらを。
→ http://nzumauma.blog.fc2.com/blog-entry-83.html
6レースくらいで、やっとナイターぽくなってきた。
レース後は一着の馬だけがゴール前中央に来て、馬主(たぶん)と写真撮影。のどかです。
ハーネスレースは、ギャロップレースほどの馬の速さはないけど、超高速速歩が見れるし、馬の迫力は変わりません! よくあの歩様で走れるなあと、脚の動きがとてもきれいで、見ていて飽きません。
ただ、競馬場は関係者やレストランで食事を楽しみにきている層の人が多く、一般人が馬を見るために行くには少しハードルが高めな印象。無料なんですけどね。少し肩身が狭い気持でした。初心者には普通の競馬でピクニックがおすすめかな。
ハーネスレース自体は、ニュージーランドに来たら一度は見にいってみてほしい、見る価値あり!な場所でした!
今年1/3に訪れた博物館でやってた写真展でハーネスレースを知って2週間。いろいろ調べまくってついに、本物見に行く…!馬に関することは行動早い笑
— sayaka🐴 (@umaco_nz) 2018年1月19日