ワーキングホリデーでニュージーランドに行くことにした理由
ワーキングホリデーすることを決めてから行き先の国を決める人が多いのではないでしょうか。私は逆で、ニュージーランドという国が先、滞在方法としてワーキングホリデービザを選択しました。
ニュージーランドとの出会いからワーホリのこと、不安も多いワーホリ後のことまで考えてみました。ワーホリしようか悩んでいる方の参考になればと思います。
ニュージーランドとの出会い
2年前の2016年、旅行で初めてニュージーランドに来ました。それまで全くといっていいほど関心は持っていなかったのですが、友人が住んでいるからという理由で南島のネルソンへ。そこで乗馬やコテージ、釣り、ドライブなどなど連れて行ってもらって、ニュージーランドの自然を大満喫!
素晴らしい自然、星空。大好きな馬も、牛も羊もたくさんいる。ワインもビールも美味しい。フレンドリーな人たち。(ネルソンという場所と友人のアテンド、他出会った人たちの影響が大きかったとは思うのですが・・)
たくさんの魅力を知って、ニュージーランドが大好きになってしまいました。ここに、もうちょっと長くいたい、住みたい、もっと知りたい!と思ってしまったのです。
ワーキングホリデーについて
友人も以前にワーキングホリデーの経験があり、いろいろ教えてくれたのですが、実はこのときまでワーキングホリデーという制度について詳しくは知りませんでした。自分とは無関係だと思っていた。
そしてよくよく調べたら、ニュージーランドは30歳までビザをとれるという!(当時30歳3ヶ月)
仕事でもないのに海外に住めて、1年間勉強しても仕事しても遊んでもいいなんて、すごいビザではないでしょうか。そんなチャンス、多分もうほとんどない。取らないともったいない。
20代前半の若いうちに取ったほうがいい点、ある程度経験を重ねてお金も余裕ができる30歳だからこそ良かった点、どちらも良い点があると思います。
仕事をやめてワーホリすることにした理由
大学を卒業して、仕事を始めてから計3社で8年半。仕事内容やタイミングによって変化はあるものの、わりと長時間労働することが多く、曜日時間あまり関係なく働いていて(好きでやっていることも多いのですが)。所謂過労というほどでもなかったのですが、一度小休止してもいいかなって思ったんです。若くて元気で自由に動けるうちに。
とはいえ、お仕事を中断して行こうと決断するのには勇気がいりました。仕事が自分にとっても一番楽しい時期、会社でもやりたいことがたくさんあるタイミングで、あえて離れるのもとても悩みました。
でも、仕事を続けた方がいい状況にも関わらずあきらめられないなら、行かないと後悔すると思いました。そこまでしたからこそ、仕事を続けていたらできなかったことをたくさん感じて帰れたら良いなと思っています。
ワーホリ後のこと
30歳過ぎて長く休んで、帰国したところで仕事はあるのかなとか今後のキャリアのこととか、もちろん心配はたくさんあります。ただ、自分の力で何かできる、行動すればチャンスはあることを知っている今なら、きっとなんとかできるという気持もありました。(ある程度働いたからこそわかったことです。)
逆に、そのまま同じところで働き続けていても不安は同じはず。ずっと勤め続けられる保証も、会社が続く保証もありません。
現状の生活や仕事から逃げたいという理由でも最初はいいと思います。若いうちに経験ができるのは、それくらい価値のあることだと思います。(その後どうなるか、変わるかはその人次第にはなってしまいますが。)
ということで、ワーホリしようか悩んでいる貴方、悩むくらいなら行った方が絶対いいですよ!
***
ワーホリや馬についての質問、知りたい情報のリクエストなど、ぜひTwitterでください★
Twitterアカウント:https://twitter.com/umaco_nz
2ヶ月の語学学校を終えてパーマストンノースの牧場にファームステイに来ました!
— sayaka🐴 (@umaco_nz) 2018年2月18日
見渡す限りファームしかない!英語聞きとれない汗 けど朝から乳搾りしたり、なんとかやってます。 pic.twitter.com/P9q6pIS9rA
そうこうしているうちにもうすぐ3ヶ月。
ハーネスレースとは? ニュージーランドで競馬を観戦!
競馬の一種、「ハーネスレース」は知っていますか?
私はニュージーランドに来て初めて存在を知ったのですが、一度見てみたい!と、競馬場に足を運んでみました。
ハーネスレースとは何か、競馬場の探し方、実際に行ったAlexandra Park(アレクサンドラパーク)を紹介したいと思います!
※ 日本でやっているのと同じ、ギャロップの競馬はこちらで♪
ハーネスレース(繋駕速歩競走)とは
馬の後ろにつないだ2輪の馬車に騎手(ドライバー)が乗って、速歩のみ(通常競馬のギャロップとは異なる歩様)で速さを競います。
馬も、サラブレッドではなく「スタンダードブレッド」という種類など、速歩が得意な馬が使われています。
オーストラリアとニュージーランドでは盛んに行われており、他にヨーロッパの一部や北アメリカでも行われているようです。
そして日本でも、戦前、戦後しばらくは行われていましたが、人気がなさすぎてなくなってしまった模様。残念…。(Wikipediaより)
馬券は通常の競馬と同様のルールで、スタートの仕方や出走する頭数などが少し違いますが、他はだいたい同じでした。
ニュージーランドのハーネスレース
直近のレースしか表示されてないし、検索もすごく不親切なので、私は「harness race auckland」などで検索して頑張りました。。。
レースの場所(地図)と次回の日程が書かれているページは一応ありました。
→ New Zealand Harness Racing Venues
それぞれの競馬場ごとにウェブサイトを持っているようなので、近くの競馬場の名前がわかったらそれで検索してみるのが良いかと思います。
今回の目的地、オークランドのAlexandra Parkも立派なサイトがありました。
Alexandra Park (アレクサンドラパーク)
前回行ったEllerslie(エラズリー)競馬場の近くだったのですが、ここはハーネスレース専用の競馬場のようです。入場は無料。
ナイターということで最初のレースは18:19からだったのですが、日の入りが21時前くらいなので、断然明るいです。
スタンドはこちら。立派です!
6階建てで、ラウンジや個室?が多くありました。
3階の客席。たくさん席があるのですが、ほとんど人がいなかったです。
というのも、来場していたお客さんのほとんどが馬主や関係者なのかと思われます。別の階のラウンジに「馬主・関係者席」のコーナーがあって、そちらや2階のスタンドにはたくさんの人がいました。
馬券を買うカウンターにも人が少なく、数える程度。
パドックはコースの横にありますが、軽く一周だけする人馬、全く立ち寄らずそのままコースに出る人馬も。コースに出た後にしばらく何周か走っていました。
馬具が特別。車輪もそれぞれ違ったので、工夫があるのかもしれません。
レースの合間にはポニーレースも!小さいポニーが速歩してるのかわいかった。
車輪とかあって追い抜けるのかな? って思うんですけど、うまいことできるんですね〜。
スタートの方法が、ギャロップレースのように一斉によーいどん!ではなく、スタート枠のついた車が先導し、馬たちがそれについていって整列し、スタート地点になると車はスピードをあげて離れていく、というもの。
うまく写真が撮れなかったのですが、スタートの車から撮影したとても面白いブログがあったので興味ある方はこちらを。
→ http://nzumauma.blog.fc2.com/blog-entry-83.html
6レースくらいで、やっとナイターぽくなってきた。
レース後は一着の馬だけがゴール前中央に来て、馬主(たぶん)と写真撮影。のどかです。
ハーネスレースは、ギャロップレースほどの馬の速さはないけど、超高速速歩が見れるし、馬の迫力は変わりません! よくあの歩様で走れるなあと、脚の動きがとてもきれいで、見ていて飽きません。
ただ、競馬場は関係者やレストランで食事を楽しみにきている層の人が多く、一般人が馬を見るために行くには少しハードルが高めな印象。無料なんですけどね。少し肩身が狭い気持でした。初心者には普通の競馬でピクニックがおすすめかな。
ハーネスレース自体は、ニュージーランドに来たら一度は見にいってみてほしい、見る価値あり!な場所でした!
今年1/3に訪れた博物館でやってた写真展でハーネスレースを知って2週間。いろいろ調べまくってついに、本物見に行く…!馬に関することは行動早い笑
— sayaka🐴 (@umaco_nz) 2018年1月19日
ニュージーランドで競馬場に行ってみよう!
ニュージーランドでも競馬(馬)を見たい!
日本では馬が好きすぎておじさんたちに混じって競馬場に馬を見にいく私。馬がたくさんいるニュージーランドなら、きっと競馬も盛んなはず! 馬を見たい一心でいろいろ調べてみました。
競馬場や日程の探し方と、実際に行ってみたEllerslie(エラズリー)競馬場の様子をレポートします。
競馬場の探し方
競馬のサイトをのぞいてみたところ、レーススケジュールや場所の紹介はあるものの、どのような施設? 入場料はいくら? だれでも入れるの?など、気になる情報がほとんど見つからない。
レーススケジュールは、日本のように特定期間は特定競馬場という形式ではなく、不定期。毎日のように全国各地の競馬場でレースが開催されています。
カレンダーには日付ごとにレースコースの名前が書かれているのですが、場所がわからない…。いくつかのレース名を検索して、どうやら「Ellerslie」というのがオークランドの競馬場らしいというのを発見して、ようやく日程が確認できました。
自分の行きたい地域のコース名をクラブ・コース一覧のページで調べてからカレンダーで日程を見つけるというのが良さそうです。
Ellerslie(エラズリー)競馬場
日曜日、向かったのはオークランドにある「Ellerslie(エラズリー)競馬場」。cityのBritomart駅から電車で15分くらい、駅からスタンドまでは歩いて10分ほどで着きます。
入場料は$5。子どもは無料。入場券等はなく、ゲートで支払ってそのまま入場しました。
入場すると早速緑の芝のコースが見渡せます!広い!大きい!きれい!
ダートコースはなく芝のみです。
スタンドはこんな感じ。
スタンド前が芝になっていて、テントやレジャーシートを出して家族や仲間でピクニックしたりのんびりしたりしている人が多かったです。
もう一つのスタンドはおそらく馬主・関係者向けで、ゴールラインの目の前でした。
スタンドからの景色。全体がよく見えます。
日本では誘導馬は優雅に歩いて先導しているイメージだったのですが、こちらの誘導馬さんは、レースによっては誘導馬に乗っている人が競走馬の手綱を引いてきたり、ギャロップで他の馬たちについて行ったりと、かなりアクティブに動いていた気がします。
(ゼッケンがステラ・・!)
最後の直線もこんなに近い!
パドックは緑いっぱいの広場。ニュージーランドらしさを感じました。
女性騎手も多かったように思います。
引き馬をする人たちが軽装で驚きました。こちらも女性が多かったです。
馬券もtryしてみました。
馬券のタイプは、「Win」が単勝、「Place」が複勝で1〜3着に入ればok、その他3連単やワイドのようなのもありましたが、初心者にはこの2つがわかりやすいかな。
最初シートの書き方がわからなかったのですが、裏に記入例があります。日本のと似ていてそれほど難しくないです。
馬券の購入は機械ではなく窓口なので、わからない部分は買う時に窓口の人に聞けばok!(聞いたら拙い英語にもちゃんと対応してくれました。)
オッズや同日開催の他レース情報なども場内のスクリーンで確認できます。賭け方など初心者向けの情報も一応公式サイトにのっていました。
オッズを眺めていたら、、ん?Tsunami??
つい買ってしまった(負けたけども)。
ビール、ワインなどお酒やサンドイッチなどの軽食も館内にあります。そんなに大きくないし人も少ないので、すぐ見つけられて快適に過ごせると思います。
スタンド横ではアルパカ、羊、やぎなどがのんびり。
子ども向けにポニーに乗れる場所や遊び場なども多くて、家族、特に子ども連れで来ている人が多かったです。
アルパカ好き。
たっぷり4時間ほど滞在。基本屋外で陽射しが強いのでサングラス・帽子は必須。
ドレスコードというほどではないですが、特に馬主席のほうにいた方々は女性はワンピースやドレス、男性はジャケットや襟付きシャツなどの人が多く、これは映画で見たヨーロッパの競馬だ!オシャレして社交を楽しむやーつ!! なんて思ったり。
夏なので半袖短パンの人も多かったし、普段着でも特に問題はないです。
日本に多いおじさん1人での来場はかなり少なく、1割くらいかな。ギャンブルをする場というより、馬主の社交場、家族の休日レジャーを楽しむ場所、という感じでした。
おまけ:スタートシーンを動画で。
スタートするとこ好き。 pic.twitter.com/cgo7Rf9o5a
— sayaka🐴 (@umaco_nz) 2018年1月14日
次回はハーネスレースを見に行こうと思います!わくわく。
ニュージーランドのワーホリブログはじめます!
ニュージーランドに来てはや一ヶ月。
渡航前からブログ開設して準備段階からいろいろ書こうと思っていたのに、すっかり時間が経ってしまいました。
でも、今だからこそより詳しく書けることもあるはず!
こちらでの生活について、準備中に不安だったこと、来てからやったこと。
ワーホリ・留学の準備についてやニュージーランドの生活についてのブログ・記事もたくさんあるので、わざわざ書くのもどうかなぁと思ったけれど、情報は日々更新されるし、人それぞれ違うもの。
自分の経験が少しでも次の一歩を踏み出そうとしている人の後押しになればと、書いてみようと思います!
現状書こうと思っているネタは、
・なぜワーホリ、なぜニュージーランド
・ワーホリビザの取り方
・語学学校やエージェントについて
・持ち物、持って来てよかったもの/いらないもの
・日本で処理しておくこと(税金関係)
・準備で参考にしたサイト、ブログ
・到着したら最初にしたいこと
・AT HOPカードの買い方・使い方
・電車やバスの乗り方のコツ
・IRDナンバーについて(ニュージーランドの納税者番号)
・銀行口座必要か?&開設の方法
・現地で買えるもの、ないもの
・英語学習でやっていること
・オークランドのおすすめ
多いな・・・
コツコツがんばってみます!